最近のESCはアンチスパーク 機能付きの製品も出て来ていますが
今回評価する BLHeli32対応のFLYcolor X-Cross HVはどうやらアンチスパーク機能がなさそうです。
説明動画アップしました。(2023/2/12追記)


5セルでは、機能がなくてもコネクターが溶けるほどスパークしないので要らないと思います。
10セルになると、スパークしたところが溶けたりするので、アンチスパーク コネクターの必要性を感じます。

バッテリーのコネクターは、最初は5.5mmゴールドコネクタ
そのあと、Supra-X 6mmに変更しましたが、 接触不良でハンダ付けが溶けてコネクターが外れる悲劇があり、現在はコネクターに厚みのあるSupra-X 4mmに落ち着いています。

古いバッテリーを使用している70機はSupra-X 6mmのまま
フルサイズ機は主にSupra-X-4mmを使っています。

Supra-X 6mmでは、秋葉さんの推奨のカーボンパイプでのアンチスパークカバーで問題なく使えていました。
4mmは純正のアンチスパーク コネクターがありますが、価格が私には高すぎるので
自作してみました。
何の保証もしませんので参考程度にご覧ください。
最初は4mmメスコネクタの表面に直接ハンダづけしましたが、オス側の収縮チューブが当たって失敗。
オスコネクターのスペースの確保とハンダ付けがやり易いように、くるくる巻いたメッキ線にチップ抵抗を付けて、先端もメッキ線をワッカにしてハンダ付けしました。
Supura-X 4mmメスコネクターに嵌め込み メッキ線をハンダ付けします。
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メッキ線とチップ抵抗のハンダ付けは、ジグを作ります。

<ジグの製作>
Supra-X 6mmコネクタに収縮を被せ(ハンダが付かないようにメッキ線より少しだけ径を小さく)
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4mmコネクタを間に挟み
隙間を作りそのにメッキ線をクルクル巻きます。
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あとは収縮の上の4個のチップ抵抗を並べてマスキングテープで仮止めして
メッキ線に抵抗の片側をハンダ付けし、もう片方はメッキ線を一巻きしてハンダ付けします。

こんな感じです。
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<使い方>
オス側のコネクタを最初に、抵抗のワッカに当ててスライドしながら挿入します。
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きよっさんは、オス側のコネクターには6mm用のカバーを被せているのでそれを嵌め込みます。
このカバーはお気に入りでスライドするので、オスコネクターを出すこともできて、保管時には伏せられるのでお気に入りです。
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F3Aをされている方は、私以外お金持ちだと思いますので、純正のアンチスパークを買われた方が楽だと思います。きよっさんは、あの形状が好きになれません。

作業が慣れるまですごく時間が掛かります。