記事についてのお願い。
内容の検証に時間がかかるのでざっくり記事にして、検証できてから遡って修正を加えていこうと思います。内容があやふやな場合があります。

BLHELIのプログラムの書き込みはBLHELI SUITEを使用します。
https://github.com/4712/BLHeliSuite/releases/tag/16714902
のsourcecode(zip)をダウンロードし解凍します。
フォルダーの中のBLHeliAtmelHex.zipとBLHeliSilabsHex.zipを解凍しBLHeliSuite.exeと同じフォルダにコピーしてBLHeliSuite.exeを実行します。
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BLHELI MAIN 30Aを書き込みモーターを回してみました。
書き込みに成功し無事モーターが回りました。
動画が90度回転していてすみません。


BLHELIが対応しているESCです。
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今回はプログラムやコンフィグの書き込みツールはUSBASPを使用しました。
これを使うのは最初の一回だけで、2回目からは信号線でダウンロードができるようになります。
今日のところはUSBASPでのダウンロードの説明をします。
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まずUSBASPを購入して下さい。
2021/8/22追記
Arduino UNO nano等をお持ちの方はUSBASPを購入する必要はありません。
信号線から接続する場合は逆にArduino UNO nano等の方が便利です。


もちろんMake Interfaceを利用すれば、arduino基板でも ISPプログラムを書き込んでISPに変身することができますが手順が煩雑になるので割愛します。

でもこの作業は一回だけですのでarduino基板をお持ちの方はUSBASPでなくてarduino基板で行って下さい。
USBASP とESCの接続
USBASP の10ピンのコネクタはSPI信号になっています。
  9  MISO  10  GND
 7 SCK   8  GND
  5  RESET  6  RXD未使用 
 3 NC   4  TXD未使用
  1  MOSI 2 VCC(3.3V)未使用

ESCの基板にはんだ付けします。
CPUピン番号 SPI信号名 信号名
16 MISO PB4
17 SCK PB5
29 RESET PC6
15 MOSI PB3

ほとんどのESCには丸いスルホールがあります。
以前には模型王でATMEGA8A用のCPUアダプターが販売されていましたがディスコンになってしまってます。残念。
あとGNDと3.3Vに接続します。電源はUSBASPから供給されるのでLIPOの接続はしないようにお願いします。
USB ISPには3.3Vと5Vの選択がありますが3.3Vの方が安全です。
電源はUSBASPから供給するなとBLHELISUITEに説明がありました。電源はつながずにLIPOか外部電源を繋いでください。

書き込みツールを選択します。 
USBASPはXのATMEL ISP Interface(AVRDude)を選択
次に下のISP Prog:で usbasp-clone (Any usbasp clone with correct VID/PID)を選択
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FLASH BLHeliでプログラムを書き込みます。
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ESCを選択するとMAIN,TAIL,MULTIの3種類のプログラムがあります。
MAINは飛行機ヘリ用
MULTIはドローン用
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もし書き込みツールが接続できない場合は ZADIGでドライバをインストールして下さい。

Bootloader at PinをServo cableをチェックしていると次回からはESCの信号線(受信機に繋ぐ)からパラメータの設定とプログラムの書き込みができます。
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書き込み中 書き込み後ベリファイを行います。
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飛行機、ヘリ用のパラメータです。これが標準です。
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マルチコプター用のプログラムの書き込み
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マルチコプターのパラメータです。 ブレーキ効果が得られます。
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