ESCの電流電圧を測定してみました。

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 左 ESC:F社  右 ESC:A社ガバナー

回転数 一番上ラインで6500rpm  スロットル指令値%  電流値A    電圧V

最初にお断り
  • F社とA社の各フライト時プロポ設定が異なるため同じ条件では無いため比較し難い状況にあります。
  • 比較でESCの優劣をつけるのではなく、スロットルコントロールをどの様にすれば飛ばしやすいかのを検討の資料と考えてます。
  • 原因不明ですがA社回転数ログに異常があります。瞬間的に高くなったり低くなったり読み取りミスがある様です。以前はこの様な事はなかったので今回のみと思います。
  • F社バッテリ電圧の変動が多い 各1回しかログを取っていないのでバッテリーによる違いがあるのかもしれません。
  • あくまで個人の感想ですので間違いや勘違いが多々ありますので、読者の方はご自分で実際に評価をお願いします。


 分類F社A社
回転数グラフを見ていても割と回転数が
安定しています。 
ジンワリ上がってきてジンワリ下がります。
電流指令を上げた時に回転数が一気に上がる
電流の変動が多い。
電圧電圧変動が大きい(バッテリの性能かも?) 電圧変動が少ない(バッテリの性能かも?)
ブレーキアーム短絡によるブレーキ
タイムラグが発生する
2500rpm程度の回転数でブレーキをかける
減速降下時スロットルを下げても回転数が下がらない降下時スロットルを下げればその分キッチリ回転数が下がる。


ガバナーといっても完全にスロットル=回転数になっているわけではなさそうです。
違いは減速とブレーキだと思います。
A社はアーム短絡によるブレーキは使用せず常に回転制御します。
F社は励磁状態からブレーキをかけるとアーム短絡して ブレーキをかけます。負荷によりブレーキのかかり具合が変化し飛ばしている間操縦者からはコントロールすることができません。
A社の方が良いですね。

検定会前最近良い飛びになってきた理由はこれかなと思っています。
今まで垂直降下で最スローにするブレーキかかり具合を確認する。一旦加速してからブレーキが効いてきてスロットルを上げるタイミングを見定める。またブレーキのかかる音にも違和感を感じていました。
A社のESCに変えてから最スローにして約2500rpmで降下 降下時加速してこないので演技に集中できる。
減速時にガバナー効果が出ている様です。
F社のESCは減速時スロットルを下げてもモーター回転はそれほど落ちませんが
A社のESCはキッチリ回転数が落ちます。
これも飛行機が走り過ぎているとスロットルを下げるとA社のESCはちゃんと減速してくれます。

 
私の結論
ガバナーESCのメリットって減速時にキッチリ減速するっていう機能の様です。
飛行機が走り過ぎるきよっさんがバッチリハマった訳ですね。
A社のESCはF3A用に使いやすい様にパラメータを決めて頂いているので楽ですね。
しかし、仲間の間では HobbyWingの ESCでヘリガバナー設定で飛ばされている様ですし
色々な選択肢がある様です。楽しみですね。
また、ガバナーESCが本来の形で今までの飛行機用の  ESCが違っていたのかと思います。
スロットルを下げても回転が下がらないっておかしく無いですか?
制御じゃなく只モーターを回せたってだけですよ。イケイケどんどんです。



注意点
どちらのESCもバッテリーへ逆電流が約10A程度流れる様で注意が必要です。
 
9/16 BJ-SPF   2F  今年132F 合計306F